■ 有宗良治氏の経歴

1955年4月 大阪府出身
1978年3月 関西大学法学部卒
1978年4月 大和証券入社
1987年10月以降 シュローダー証券など外資系金融機関の管理職を歴任
2000年4月 三洋投信委託の副社長
2005年 フジフューチャーズ取締役
2012年7月 フジフューチャーズ社長
2018年1月 ストックジャパン社長(代表取締役)に就任。
(ストックジャパンは2016年7月に金融庁に金融商品取引業者として登録)

■ 有宗氏が株オンラインで推奨し、値上りした銘柄

銘柄 推奨日 上昇率
アイスタイル
【3660】
(東証プライム)
アイスタイル
2022年
8月10日
2.3倍
(2022年8月22日終値)
1999年設立。化粧品の口コミサイト「アットコスメ(@cosme)」を運営。2012年3月に東証マザーズに上場した。上場時点の筆頭株主は、創業者の吉松徹郎氏(保有比率32%)。2022年に米アマゾンからの資本提供を受けた。
Shinwa Wise Holdings
【2437】
(東証スタンダード)
Shinwa Wise Holdings
2022年
4月27日
1.7倍
(2022年6月9日終値)
2020年3月、取締役会長に伊勢彦信氏が就任。 鶏卵最大手のイセ食品会長で、世界的な美術コレクターである伊勢氏が経営陣に加わったことで、社内の体制や雰囲気が大きく変わったという。
マクロミル
【3978】
(東証プライム)
マクロミル
2021年
11月10日
1.4倍
(2022年2月17日終値)
理経
【8226】
(東証スタンダード)
理経
2021年
10月27日
1.8倍
(2021年11月11日終値)
テックポイント
【6697】
(東証グロース)
テックポイント
2021年
1月27日
1.9倍
(2021年4月2日終値)
JVCケンウッド
【6632】
(東証プライム)
JVCケンウッド
2020年
11月4日
1.4倍
(2021年2月2日終値)
日本アジアグループ
【3751】
日本アジアグループ
2020年
10月28日
3.9倍
(2021年2月5日終値)
ジェクシード
【3719】
(東証スタンダード)
ジェクシード
2020年
9月16日
1.4倍
(2020年11月26日終値)
山王
【3441】
(東証スタンダード)
山王
2020年
9月8日
1.5倍
(2020年11月24日終値)
ミナトホールディングス
【6862】
(東証スタンダード)
ミナトホールディングス
2020年
8月26日
1.3倍
(2020年9月10日終値)
ニッポン高度紙工業
【3891】
(東証スタンダード)
ニッポン高度紙工業
2020年
8月4日
2.7倍
(2021年3月2日終値)
サンアスタリスク
【4053】
(東証プライム)
サンアスタリスク
2020年
7月31日
3.3倍
(2020年9月2日終値)

■ 関連記事

以下は、有宗良治・株オンライン投資顧問代表に関する過去の新聞記事です。

参考記事「商品先物ネット取引のパイオニア~フジフューチャーズ」

2012年9月5日:日本工業新聞(フジサンケイ・ビジネスアイ)朝刊より

的確な提案、情報提供で投資家に支持

インターネット取引のパイオニアとして商品先物取引業界でトップクラスの口座数を誇るフジフューチャーズ(東京都中央区)。 投資家にとって商品先物取引は情報が生命線。 フジフューチャーズをめぐっては、見やすく使いやすいシステムに加え、マーケット情報を随時流す速報性とプロのアナリストによる的確な分析力が高く評価されている。 新興国の経済成長と人口増加、異常気象により資源価格、食糧価格が高騰する今、商品先物市場に注目が集まっている。 だからこそ、高度な情報技術と豊富な専門知識を駆使したコンサルティング力をあわせもつフジフューチャーズの出番といえる。

見やすい画面、使いやすい機能「Venus」

1963年創業のフジフューチャーズは商品先物取引の草分け的存在。 「顧客と共に繁栄する」がモットー。 「投資家第一主義」を実践してきた。 信頼される商品先物取引業者として的確な提案、商品開発、情報提供などのサービスの充実に注力してきた。 独自の情報ネットワークや多岐にわたる相場分析手法を駆使し、ますます高度化・多様化する投資家ニーズに応えてきた。

オンライン取引

それを象徴するのが、ネット時代の到来を見越して他社に先駆けて提供を始めたオンライン取引だ。 商品先物オンライントレード「Venus(ヴィーナス)」は1998年5月にサービスを開始。業界トップクラスの口座数を維持している。 見やすい画面、使いやすい機能・サービスなどが投資家の支持を得ているからだ。

2銘柄同時並行のデイトレード

それほどサービスは充実している。画面を見れば一目瞭然。2銘柄同時並行のデイトレードを実現する最新機能「デュアルDT画面」を使えば売買チャンスは倍増。ザラ場最速の戦況モニター「5本気配値」「Tickチャート」をはじめ、独自開発の「鞘BOX」「合成Tickチャート」など多数搭載している。

モバイル化にもいち早く対応

また、モバイル化にもいち早く対応。携帯端末版「Mobile Venus」を使えば、外出先でも商品市況をチェックできるほか、設定した目標価格に到達するとメールで知らせてくれる。 狙った価格を逃す心配がないというわけだ。 このようにヴィーナスは高い視認性と分析力を誇りながら、手数料は全銘柄一律で1枚あたり往復944円(消費税込み。ミニ取引銘柄は往復210円)。 全ての投資家に快適な投資環境を提供できるとあって、「商品先物取引ならヴィーナスといわれる。この先行利益をブランディングに生かす」とインターネット事業部の加藤克直課長はアピールする。

ネットの若者を取り込む

個人投資家にとってなじみが薄かった商品先物取引が身近になったのは、ネット取引が普及したためだ。特に投資情報をネットで収集できる若者を引きつけた。取引口座の開設から資金チャージ、報告書閲覧までパソコン上ですべてを完結できる便利さと手数料の安さが受け入れられたというわけだ。フジフューチャーズの顧客の80%はヴィーナスの利用者で、若者も多いという。

コンサルティング重視「Windsor+」

一方で、「ネット取引もいいが、1人での取引は不安だ」という投資家に支持されているのが商品先物対面取引システム「Windsor+(ウィンザープラス)」。 コンサルティングを重視した対面取引の良さに、ネット取引の利便性をプラスした新しいサービスとして注目を集めている。

50~60歳代の富裕層

顧客一人一人に専門スタッフがついて丁寧にサポート。取引に関しての質問や相談はもちろん、投資判断においてアドバイザーの客観的な意見を聞きたいときも応えてくれる。商品先物取引が初めてでも安心して参加できるとあって、50~60歳代の富裕層を新たな顧客に取り込むための“武器”として知名度アップに取り組む考えだ。

投資マインドの変化

商品先物相場は基本的に右肩上がりだ。新興国の経済発展や人口増によって資源、食糧に対する需要は増加傾向にあるうえ、2012年は干魃(かんばつ)で食糧の供給は限られてくる。「干魃は2008年よりも深刻。もっと騒がれてもいいが、2008年相場の記憶があるせいか、思ったほど投資マインドが伸びてきていない」(資産管理室の板垣直人課長)という。

安全資産としての金の見直し

こうしたなか、堅調に推移するのが金。 世界的な景気減速懸念と欧州債務危機による信用不安を背景に、安全資産としての価値が見直されている。 一方で、取引商品が金だけではリスクが高い。 リスク分散から穀物を手がける投資家も増えている。 取扱商品の多様性もフジフューチャーズの強みになる。

先物教室「商品先物取引入門」

「ネット商品取引のフジフューチャーズ」としてのブランドが定着しつつある。 だが、その地位を不動にするため「相場を楽しみながら、末永く取引していただける環境づくりを目指す」(板垣課長)。 この一環で、ホームページに先物教室「商品先物取引入門」を掲載している。 「商品先物取引を知ってもらうことから始める」という趣旨だ。

チャート分析や週刊レポート

チャート分析の「テクニカルの世界」や「先物取引用語集」も用意した。 プロのアナリストが情報配信する「週刊レポート」も好評だ。 このように投資家教育に力を注ぐのは、提供しているさまざまな相場分析手法を生かして分析力を高めてほしいからだ。 理解を高めることがリスク管理にもつながる。

利便性を高めたシステム

それだけに、より利便性を高めたシステムづくりが不可欠となる。加藤課長は「新規顧客は30~40歳代が多いので、顧客の声を聞きながらバージョンアップしていき、リッチウェブ化にも取り組んでいきたい」という。

利便性を追求した取引ツールなど使いやすいシステムが投資家の支持を得るのは間違いない。「Venus(ヴィーナス)」「Windsor+(ウィンザープラス)」のブランド力強化にも結びつく。

有宗良治社長

顧客サービスの向上を第1に

「専業としての長年のノウハウを生かし、顧客サービスの向上を第1に取り組む。また、市場環境の変化を見据え、多様化するお客さまニーズに応えるべく新たなシステム開発や提供するサービスの拡充を図る。市場活性化の一翼を担っていきたい」

【プロフィール】

有宗良治(ありむね・よしはる) 関西大法卒。1978年大和証券入社。シュローダー証券、三洋投信委託などを経て2005年フジフューチャーズ取締役。2012年7月社長就任。大阪府出身。1955年生まれ。